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【第2章】アメカジを目指す必見!ジーンズの誕生の歴史|Levi's生みの親リーバイ・ストラウスとジェイコブ・デイビスの物語

こんにちは!アメカジセレクトショップHELICEのアメ子です。

アメカジといえば、ジーンズ!これに異論がある方はいないでしょう〜!

「アメカジ」の徹底解説2本目は、ジーンズ誕生の歴史にせまります!

<目次>
第一部 アメリカでアメカジが生まれるまで
 第1章 アメカジとは何か
 第2章 開拓時代とジーンズの誕生 ←ここ!
 第3章 ワークウェア黄金期
 第4章 ミリタリーウェアの誕生
 第5章 映画・音楽と若者文化
 第6章 アイビー・プレッピー・ヒッピー文化
第二部 日本でアメカジが文化になるまで
 第7章 GHQとアメリカ文化の流入
 第8章 VANとアイビーブーム
 第9章 渋カジ・古着ブーム
 第10章 雑誌が育てたアメカジ文化
第三部 日本が世界一のアメカジ大国になる
 第11章 岡山デニムと児島
 第12章 レプリカブランド誕生
 第13章 日本アメカジブランドの思想
 第14章 世界が評価するMade in Japan
 最終章 HELICEが伝えたいアメカジ文化  


ゴールドラッシュ 一攫千金を求めた男たち

アメリカの白人入植者が西へ西へと領土と生活圏を広げていった、西部開拓時代。

ゴールドラッシュや大陸横断鉄道の開通により、人口が爆発的に増加した一方、

先住民族の土地の収奪、強制移住が行われた悲劇の歴史でもあります。

 

ジーンズは、この時代に誕生しました。

時は、ゴールドラッシュに沸く、1848年、カリフォルニア。


ゴールドが発見されたという噂が、瞬く間に、全米、そして世界へと広がり、

一攫千金を夢見た約30万人もの人々が、カリフォルニアへ押し寄せました。

もしその時代に生きていたら、私もカリフォルニアに向かうタイプですね〜

 

さて、カルフォルニアに向かった一人の男、リーバイ・ストラウス

リーバイは、金採掘ではなく、集まった鉱夫たちへのビジネスチャンスを狙い、

鉱夫たちが金採掘につかう衣類、靴、帽子などを販売していました。賢い!


金を採掘する鉱夫の暮らしは、決して華やかなものではなく、

毎日、岩を砕き、土を掘り返し、川へ膝をついて砂金を探し続ける日々。

その過酷な労働は、衣服にも大きな負担を与え、

当時の鉱夫たちは、破れたズボンを何度も繕いながら、使い続けていました。


「もっと丈夫なズボンがあれば──。」

それは、誰もが抱える共通の悩みでした。


リーバイはそんな鉱夫たちの声を聞き、

キャンバス地を使った、丈夫なワークパンツの商品化成功!

さらにパンツの耐久性を高めるため、商品開発に注力していました。


リーバイ・ストラウスとジェイコブ・デイビス  二人の出会い

時を同じくして、サンフランシスコから離れたネバダでは

ある仕立て職人のもとに、一人の女性が訪ねていました。


「主人のズボンがすぐ破れてしまう、丈夫に作れないか?」


この依頼をうけたのは、ジェイコブ・デイビス

地域の人々から依頼を受け、テントや馬具、作業着などを仕立てることを生業にしていました。


うーん、どうしようか、と考えるデイビス。

ふと目に入ったのは、作業場に置かれた馬具を修理するための銅製リベットでした。

リベットとは、金属同士や革を強固に固定するための留め具。

馬車や馬具の世界では、ごく当たり前に使われていた部品でした。


「これを服に使ったらどうだろう」

布へ金属を打ち込む、それは、当時としては前例のない試みでした。

デイビスはポケットの四隅へ銅製リベットを打ち込みます。

さらに、力が集中する部分にも同じように補強を施しました。


デイビスがつくったリベット付きのズボン。


このズボンの丈夫さは、瞬く間に評判となり、鉱夫、木こり、鉄道員たちの間で注文が増えていきます。

デイビスの小さな工房だけでは、とても対応できないほど!


デイビスは、この補強方法が画期的な発明になることを確信しました。


商売人デイビスは考えました。

布地の仕入れ先、リーバイ・ストラウスに一通の手紙を書きます。


「この発明には大きな価値があります。

特許を取らなければ、すぐ他社に真似されるでしょう。

しかし私は特許を取得する資金がありません。」「一緒に事業をしませんか。」


ジーンズの誕生

毎日のように鉱夫たちから、「もっと丈夫なズボンが欲しい」と聞いていたリーバイ・ストラウス。


デイビスからの手紙を受け取り、すぐにその可能性を理解しました。

西部開拓時代を生きる、何万人もの労働者が抱える共通の課題をデイビスが解決したと。


リーバイはデイビスをサンフランシスコへ招き、二人は共同で特許を出願することを決めました。


そして、1873年5月20日。

「ポケット開口部を金属リベットで補強した作業着」の特許(U.S. Patent No.139,121)が認められました。


ジーンズのハッピーバーズデー!

この日は、世界中のジーンズファンにとって特別な意味を持つ日です。


そして、ジーンズを世に送り出したブランドが「リーバイス(Levi’s)」

アメカジ愛好者が愛してやまないジーンズがここから生まれていくのです。


リベットが生み出したもの。

一本のズボンに打ち込まれた数個の銅製リベット。


それは決して派手な発明ではないと思いますが、その小さな金具は、服の歴史を大きく変えます。

それまで消耗品だった作業着は、「長く使える道具」へと進化したのです!


150年以上が経った現在でも、

ジーンズのポケットには、あの日と同じようにリベットが打ち込まれています。


ちなみに、デイビスさんのお孫さんが、ベン・デイビスさん。

そう!人気ワークブランド BEN DAVISの創設者なのです〜!



1873年、一着の丈夫なワークパンツとして誕生したジーンズ。

この実用本位の服は、アメリカ中へと広がり、

鉄道員や農夫、牧場で働くカウボーイたちの定番となっていきます。


そしてジーンズだけではなく、

産業革命の発展とともに、アメリカでは多くのワークウエアが生まれていました。

その一着一着が、今日私たちが「アメカジ」と呼ぶ文化の礎となっています。


 

第3章は、ジーンズ以外に生まれたワークウェアに焦点を当てていきましょう〜!

「第3章 ワークウェア黄金期 」に続く


HELICE (ヘリス)
359-1117  埼玉県所沢市有楽町14-15
アメカジを軸に、素材・技術・意匠にこだわりを持つ日本のブランドをセレクトしています。
日本には、長い歴史の中で培われてきた技術があります。
素材を知り尽くした職人の手仕事。
細部に宿る美意識。
そして、つくり手の想いと誇り。
丁寧につくられ、着るほどにその魅力を感じられる。
そして、長く大切に着たいと思える服。
日本のクラフトマンシップから生まれる、そんな一着を、丁寧にお届けします。
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