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【第1章】永久保存版|日本独自のファッション「アメカジ」の歴史を徹底解説|そもそもアメカジって何?

こんにちは!アメカジセレクトショップHELICEのアメ子です。

こちらの連載では、「アメカジ」について徹底解説していきます〜!

アメカジに関する文献や、詳しい方に聞いた内容に加えて、

私なりの考察を含めてまとめました。間違えていたら教えてください!


<目次>
第一部 アメリカでアメカジが生まれるまで
 第1章 アメカジとは何か ←ここ!
 第2章 開拓時代とジーンズの誕生
 第3章 ワークウェア黄金期
 第4章 ミリタリーウェアの誕生
 第5章 映画・音楽と若者文化
 第6章 アイビー・プレッピー・ヒッピー文化
第二部 日本でアメカジが文化になるまで
 第7章 GHQとアメリカ文化の流入
 第8章 VANとアイビーブーム
 第9章 渋カジ・古着ブーム
 第10章 雑誌が育てたアメカジ文化
第三部 日本が世界一のアメカジ大国になる
 第11章 岡山デニムと児島
 第12章 レプリカブランド誕生
 第13章 日本アメカジブランドの思想
 第14章 世界が評価するMade in Japan
 最終章 HELICEが伝えたいアメカジ文化  



第1章 アメカジとは何か

今や世界中の人を虜にするアメカジ。

その名の通り、アメリカで生まれたものなのかと思いきや、

日本で育まれたファッション、という不思議な服。


ジーンズはワークウェア。

フライトジャケットはミリタリー。

ボタンダウンシャツはアイビー。


それぞれが独立した「文化」・「スタイル」として存在していたアメリカの服装を、

日本人は、それらを全部まとめて、「これ、最高じゃない?」と言わんばかりに、

「アメカジ」という、一括りのファッションに昇華させてきました。


「アメリカンカジュアル」と「アメカジ」の違い

「アメカジ」は「アメリカンカジュアル」の略語として使われることが多いですが、

「略語ではない!」という人がいたりで混乱しませんか、、?

アメカジのわかりにくさはここにあるかなと思うので、HELICEではアメカジを以下のように定義します。


アメリカンカジュアルは、アメリカの日常着全般を指す言葉。

パーカーにスウェットパンツ。

スポーツブランドのウェア。

ランニングシューズ。

NIKEやaddidasなどのブランドの現行品も含まれます。


一方、日本でいうアメカジは、アメリカの日常着全般を指す言葉ではなく、

古き良きアメリカの日常着・仕事着を復活させたり、再解釈したり、アレンジしたファッションです。


そして、、、

セルビッジデニムを育てる

ブーツを何年も履き込む

レザージャケットのシワを楽しむ

吊り編み機で作られたTシャツを何年も着込む


その服が生まれた時代や、受け継がれてきた歴史、服との向き合い方まで楽しむ、

そこまで含めた文化が「アメカジ」だと考えています!


世界がアメカジに夢中になる理由

今、本場アメリカの人たちが、日本製のジーンズを買いに日本へやって来ます。

アメリカで生まれた服なのに、日本へ買いに来る。その理由は、とてもシンプルです。


日本製のジーンズは、唯一無二のジーンズだからです!


一本の糸。

一つのボタン。

一針の縫製。

生地の織り方。

染色の方法。

アメリカで生まれたジーンズを、そこまで掘り下げたのが、日本の職人たちでした。


今では、アメリカで姿を消した旧式の織機が日本で動き続け、

失われた縫製技術が日本で受け継がれています。


アメカジは、「服」ではなく「文化」

ジーンズの色落ちは、ただのデザインではありません。

ブーツの傷は、欠点ではありません。

デニムジャケットの擦れた袖も、軍服のポケットも、ワークシャツの縫製も。


そこにはすべて理由があります。

その理由を知ると、一着の服が少し違って見えてきます。


ただの服だったものが、歴史を語る一冊の本のように感じられるようになります。


このブログでは、そんな一着一着の物語をたどりながら、

アメカジという文化がどのように生まれ、

日本で独自の進化を遂げ、世界へ広がっていったのかを、一緒に旅していきたいと思います。


それではまず、1849年のアメリカ・カリフォルニアへ。

アメカジのすべての始まりとなった、ゴールドラッシュの時代から物語を始めていきましょう!


「第2章 開拓時代とジーンズの誕生」に続きます!


HELICE (ヘリス)
359-1117  埼玉県所沢市有楽町14-15
アメカジ メンズ セレクトショップ。
素材、技術、意匠にこだわりある日本ブランドのみをセレクトしています。
HELICEが、何より大切にしているのは、
日本のクラフトマンシップが生み出す、丁寧で心地よい「衣服」をお届けすること。
日本には、長い歴史の中で培われた技術、
素材を知り尽くした職人の手仕事、
細部に宿る美意識があります。
つくり手の「想い」と「誇り」が静かに息づく、
その一着一着を、丁寧にお届けすることを使命としています。